HISTORICAL ERA / 710—794
奈良時代
奈良平城京を中心に律令国家が展開し、仏教と国際交流が政治・文化を大きく動かした時代。
都城、律令、国家仏教を軸に、中央集権国家の理想と現実をたどります。- 掲載出来事
- 9件
- 関係人物
- 12名
CHRONOLOGY
奈良時代の主な出来事

平城京遷都
元明天皇が藤原京から平城京へ遷都。唐の長安を参照した計画都市が、律令国家の新しい政治・外交・文化の中心になった。
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古事記完成
天武天皇が始めた歴史編纂を元明天皇が再開させ、太安万侶が稗田阿礼の誦習を筆録。神話・系譜・物語を三巻にまとめて朝廷へ献上した。
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藤原広嗣の乱
大宰府へ左遷された藤原広嗣が玄昉・吉備真備の排除を求めて九州で挙兵。朝廷の大軍に敗れたが、聖武天皇の長い行幸と遷都へ影を落とした。
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国分寺建立の詔
聖武天皇が諸国に国分寺と国分尼寺を建てるよう命じた。疫病・飢饉・反乱が続く社会で、仏教による国家安寧と地方支配の結び直しを目指した。
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墾田永年私財法
新たに開墾した田を、一定の手続きと面積制限のもとで永久に私有できると定めた。農業生産の回復を狙い、律令国家の土地制度を大きく変えた。
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東大寺大仏開眼
聖武太上天皇が発願した盧舎那大仏の開眼会が東大寺で行われた。疫病と飢饉に揺れる国を仏教によって結び直す国家的事業だった。
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鑑真来日
唐の高僧・鑑真が五度の失敗と失明を乗り越え、六度目の航海で日本へ到着。東大寺に戒壇を整え、日本仏教の正式な授戒制度を確立した。
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恵美押勝の乱
孝謙上皇・道鏡と対立した藤原仲麻呂(恵美押勝)が挙兵。近江へ逃れた仲麻呂は敗死し、淳仁天皇は廃位、孝謙上皇が称徳天皇として重祚した。
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長岡京遷都
桓武天皇が平城京から山背国の長岡京へ都を移した。水運と新しい政治基盤を求めたが、都は10年で平安京へ移る。
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奈良時代に関わる人物
天皇 / 661—721元明天皇平城京へ都を移した第43代天皇
貴族 / 659—720藤原 不比等律令国家と藤原氏の基盤を築いた政治家
天皇 / 701—756聖武天皇大仏造立と国分寺建立を進めた第45代天皇
天皇 / 718—770孝謙天皇大仏開眼会の時代を担った第46代天皇
天皇 / 737—806桓武天皇平安京へ都を移した第50代天皇
貴族 / 733—799和気 清麻呂平安京の候補地を進言した公卿
天皇 / 631頃—686大海人皇子/天武天皇壬申の乱に勝利し律令国家形成を進めた第40代天皇
天皇 / 683—707文武天皇大宝律令を施行した第42代天皇
貴族 / ?—740藤原 広嗣大宰府で挙兵し、奈良朝を揺らした藤原式家の官人
僧侶 / 688—763鑑真六度目の渡海で来日し、正式な戒律を伝えた唐僧
天皇 / 733—765淳仁天皇藤原仲麻呂の支援で即位し、政争の末に廃された第47代天皇
貴族 / 706—764藤原 仲麻呂/恵美押勝孝謙朝で政権を握り、上皇との対立から挙兵した藤原南家の官人
