HISTORICAL ERA / 538頃—710(古墳時代後期と重なる)
飛鳥時代
飛鳥豪族連合の政治から、天皇を中心とする律令国家へ。外交・仏教・制度改革が国のかたちを変えた時代。
蘇我氏の台頭、大化改新、壬申の乱をつなぎ、国家形成の過程を人物と制度から読みます。- 掲載出来事
- 12件
- 関係人物
- 20名
飛鳥寺・飛鳥宮跡・藤原宮跡から平城宮跡・唐招提寺・興福寺・東大寺へ。約250年の出来事と人物を2日間のルートでつなぎます。
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飛鳥時代の主な出来事

仏教公伝
百済から倭王権へ仏像・経典が公式にもたらされたと伝わる。538年説と552年説があり、仏教受容は豪族間の政治対立とも結びついた。
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丁未の乱
用明天皇崩御後、蘇我馬子と物部守屋が皇位継承と仏教受容をめぐって衝突。馬子方が勝利し、物部氏の中央政界での力が後退した。
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冠位十二階
推古朝が朝廷に仕える者の位を十二階に分け、冠の色で示す制度を整えた。氏族の家格だけでなく、官人個人を評価する政治への一歩だった。
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十七条憲法
推古朝が、和を重んじ、仏教を敬い、詔に従い、公正に政務を行うことを官人へ求めた。近代憲法ではなく、朝廷を支える者の政治倫理を示す規範だった。
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遣隋使
推古朝が小野妹子を隋へ送り、煬帝へ国書を届けた。冊封を受けるだけではない外交姿勢を示し、学生・学問僧の派遣へつながった。
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乙巳の変と大化改新
中大兄皇子と中臣鎌足らが飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討つ。政変後、孝徳天皇を中心とする新政権が改革へ動いた。
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白村江の戦い
滅亡した百済の復興を支援するため朝鮮半島へ派遣された倭国軍が、白村江で唐・新羅連合軍に大敗。敗戦後、列島の国防と国家制度が急速に再編された。
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壬申の乱
天智天皇の死後、大海人皇子と大友皇子が皇位継承をめぐって争った古代最大級の内乱。東国の兵を得た大海人皇子が勝利した。
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八色の姓
天武天皇が豪族の姓を八段階に再編し、皇室との関係と朝廷内の序列を組み直した。氏族を新しい官僚国家へ編成する制度改革だった。
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藤原京遷都
持統天皇が飛鳥浄御原宮から藤原宮へ移る。宮と条坊制都市を一体で計画した本格的な都城が、律令国家運営の舞台になった。
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大宝律令
刑罰を定める律と行政制度を定める令が完成し、中央官制から地方支配までを一つの法体系で結んだ。
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和同開珎の発行
武蔵国から銅が献上された年、朝廷が銀銭・銅銭の和同開珎を発行。税・官人給与・都の市場を貨幣で結ぶ政策が始まった。
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飛鳥時代に関わる人物
天皇 / 661—721元明天皇平城京へ都を移した第43代天皇
貴族 / 659—720藤原 不比等律令国家と藤原氏の基盤を築いた政治家
天皇 / 701—756聖武天皇大仏造立と国分寺建立を進めた第45代天皇
天皇 / 737—806桓武天皇平安京へ都を移した第50代天皇
天皇 / 594—661皇極天皇乙巳の変の舞台となった宮にいた第35代天皇
天皇 / 626—672中大兄皇子/天智天皇乙巳の変を主導し改革政権の中心となった皇子
貴族 / 614—669中臣 鎌足/藤原 鎌足中大兄皇子と乙巳の変を計画した改革派の中心人物
貴族 / ?—645蘇我 入鹿乙巳の変で討たれた蘇我氏の有力者
天皇 / 631頃—686大海人皇子/天武天皇壬申の乱に勝利し律令国家形成を進めた第40代天皇
天皇 / 648—672大友皇子/弘文天皇近江朝廷を率い壬申の乱に敗れた第39代天皇
天皇 / 683—707文武天皇大宝律令を施行した第42代天皇
天皇 / 554—628推古天皇飛鳥の制度改革と対隋外交を進めた第33代天皇
貴族 / 574—622厩戸皇子/聖徳太子推古朝の政治・外交・仏教興隆を担った皇族
貴族 / 生没年不詳小野 妹子607年の遣隋使を率いた推古朝の外交官
天皇 / 645—703持統天皇藤原京遷都を実現した第41代天皇
天皇 / 509—571欽明天皇仏教公伝の時代に在位した第29代天皇
天皇 / ?—587用明天皇丁未の乱直前に崩御した第31代天皇
貴族 / 551頃—626蘇我 馬子丁未の乱を制し飛鳥寺造営を進めた大臣
貴族 / ?—587物部 守屋丁未の乱で蘇我馬子と戦った大連
天皇 / 680—748元正天皇養老律令と『日本書紀』完成期の第44代天皇